身体にいいこと 栄養吸収率アップ
『その調理、9割の栄養捨ててます!』
を読みました。
監修 東京慈恵会医科大学附属病院栄養部
発行 株式会社世界文化社
生活クラブ生協の本のカタログで
度々目にしたことがあり、
前から気になっていました。
おとんくんが図書館で借りてきて
くれました。
さすが、おとんくん。
栄養の吸収率は年齢を重ねるほどに
下がります。
野菜の栄養素も、土壌のミネラルが
減少しているため、食材の栄養価も
昔と変わっています。
栄養ロスの「もったいない」をなくして、
栄養をしっかり摂ることが出来る調理法や
食べ方など
次の6つのコツが紹介されています。
○切り方でこれだけ違った!
損をしない、切り方のコツ
○最大8倍以上お得!!
栄養素を失わない加熱の法則
○冷蔵庫に入れるの、ちょっと待って!
食材を劣化させない保存テク
○スープに調味料、オイル
食べ方で栄養値が変わる絶対条件
○その常識が非常識?
大事な栄養、捨てちゃダメ!
○TPOで使い分け!
どっちが正解?得する食材選び
その調理、9割の栄養捨ててます! [ 東京慈恵医科大学附属病院 栄養部 ] 価格:1,540円 |
きれいな写真入りで分かりやすく、
具体的な数値が示されているので、
こんなに違うのならやってみよう!
と思いました😊
きのこは冷凍すると、おいしさも栄養も
3倍になります。
冷凍すると細胞が壊れて調理した時に
味がしみ込みやすくなるのは
知っていましたが、
「生のきのこには旨み成分はほぼなし」
と書かれています!
冷凍してから調理すると確かに美味しく
感じますし、栄養もアップするのなら、
「きのこは一旦冷凍する」と決めました。
切って冷凍しておくと使う時も便利です。
「みそ汁は50℃で健康効果を
最大に引き出す!」
こちらも毎朝のことなので取り入れました。
味噌を生かすために、火を止めてから
溶き入れることはしていましたが、
「みその中の乳酸菌は50℃以上で徐々に
死滅し、酵母も70℃ほどで全滅してしまう」
とあります。
せっかくFFCテクノロジーを活用した
生きた麹を使って作ったお味噌の栄養を
最大限に活かしたいです。
今までより早くお味噌汁を作り始めて、
たまの揚げ物の時しか使っていなかった
温度計が毎朝活躍するようになりました😊
火を止めてからもしばらく高温が続きます。
火を止めてから、葉物やお豆腐を入れる
ようにしました。
葉菜はしっかりシャキシャキ感が
残せるようになって、
お豆腐も本来求めていた温まる程度
の状態でいただくことが出来て、
いいことずくめです✨
そしてこれからやろうと思っているのが
白菜を使う順を内から外にすることです。
「白菜は中心部から食べると
(グルタミン酸が)14倍もお得!」
「芯の部分の成長点から先に食べないと、
養分が中心に送られ続け、外側の旨味や
栄養が抜けた部分を食べることになる」
他にもたくさん載っていて、
我が家にも1冊置いておきたいくらいです。
この本の続編も出版されているので
また次も読みたいです。
「生命不足」と言われる現代の食材。
FFCテクノロジーを取り入れることで
「生命のある」状態にしていただくことが
出来ますが、
保存法や調理法の知識を取り入れて、
ますます有り難く楽しみたいと思います。
これから甘みが増していく冬野菜が
楽しみです❤️