心にいいこと 夏の思い出

カマー
撮影　おかんタイガー

夏休みに入る少し前、
ロックちゃんと２人でお出かけした
帰り道、大きなカマキリに出会いました。
ロックちゃんが見事捕まえました。
カマキリは触れなかったのに、
よほど欲しかったのでしょう。
お家に着くまで、ビニール袋で我慢して
もらいました。

それから数日間、カマキリさんのための
バッタ捕りが始まりました。

大きな森がある広い公園の中に、
バッタがたくさんいそうな草むらが
あります。
行ってみると、いました、いました。
バッタ畑です！
一歩踏み出すごとに、小さいバッタが
ピョンピョン飛び跳ねます。

ロックちゃんのバッタ捕りの腕は
大したものです。
昨年開花し、更に磨きがかかっています。
私も、バッタを見つけるのも捕るのも
得意になりました。
私が見つけ、ロックちゃんが鮮やかに
捕まえる。
なかなかのコンビネーションです。
ただ、ロックちゃんはちょっとこわがり。
大きなバッタは、
「おかんちゃんが捕って」
と譲ってくれます。

今年の私の発見は、
真上から捕まえると捕まえやすい
ということです。
ロックちゃんに話すと、
「おお、そうかぁ！」
と感心してくれました。
ロックちゃんは、捕まえた時も
「さすが！おかんちゃん！すげぇ！」
と言ってくれるので気分が上がります😊

草むらは思ったよりも濡れていて、
靴がびしょびしょになったので、
翌日からは、長靴を履いていきました。

ロックちゃんはあまり虫に凝った名前を
付けません。
私がいろいろ付けたいと言うと、
「じゃあ毎日変えたら」
と言ってくれたので、
カマちゃんとかキリちゃんとか
（やっぱりあまり凝っていませんが）
呼び方を変えてみました。
私は「キリー」がカッコよくて
気に入っていました。

ロックちゃんは、キリーの
お食事をよーく観察していました。
頭からかぶりつきます。

パンクちゃんは虫が好きではないので、
パンクちゃんの目に触れないように
ロックちゃんなりに気を遣っていました。

何日続くかな～と思っていたら、
私が思っていたより早く、
お別れの日が来ました。
バッタ捕りに通うのに疲れたのか、
もう満足したのか。
お世話が出来ないなら逃がすことに
決めていました。

アスファルトの道端で出会ったので、
そこに逃がすよりは、バッタ畑の方が
いいだろうということで、
バッタ畑でお別れしました。

写真はその時に撮りました。
その日の名前はカマーでした。

カマーは、パートナーを見つけることが
出来たでしょうか。
愉しい思い出をありがとうございました😊